コーヒー店で学べたこと
これからコーヒー店で働かれる人のためにコーヒー店とはどんな雰囲気かお伝えできればと思います。
私が働いていたコーヒー店はコーヒー豆のひき売りもしながらコーヒーも出すという店でした。
まずマスターが独特の雰囲気の方です。
口ひげをたくわえてまさにコーヒー店のマスターという感じの方でした。
マスターはコーヒーに熱い情熱を持っておられコーヒー豆の煎り方にかなりのこだわりを持っておられました。
しかし不思議なことに入れ方はそんなに深いこだわりを持っておられず注意を受けたことはありません。
お客様はほとんどが常連客の方々です。
みなさん面白い方ばかりでアルバイトで入ると新人としてかわいがってくださいます。
コーヒー一杯で長くお話くださる方もいらっしゃいますが、そこは商売ですからマスターの合図が来るとなんとなく帰ってもらう雰囲気を作ります。
コーヒー以外に軽食の作り方も学べます。
例えばサンドイッチです。
これにはマスターもこだわりを持っておられて切ったときに見栄えを良くするため中の具の入れ方はよく注意しました。
また焼きそばの作り方も学びました。
フライパンが冷たいときから豚バラを入れておくと油を一切使わずに作ることが出来るなど多くの秘儀を学びました。
コーヒー屋さんは店の雰囲気も独特なものがあるためアルバイトで飛び込むのに勇気がいるかもしれませんが、いろいろ学べて、楽しいところです。